寄り引けトレードは理論上損しない?人間心理が損させる?【ブログ】

寄り引けトレードの理論を書きます。
寄り引けトレードは損するのか?
それについて知りたい方は読んでください。
より一層寄り引けが好きになると思います。


【寄り引けは損しないトレードだった?!】
結論から言えば寄り引けは損しません。
理論上損しないという意味です。
これはいったいどういう意味なのか?
詳しく説明していきます。
寄り引けトレードのルールをまずおさらいします。
寄り8:45でエントリーして、引け15:15で決済する。
つまり日経225先物の日中完全トレードです。
引けまでは絶対に決済しない。
これは鉄則ルールなので守る必要があります。
このルールを守った場合は理論上損しないのです。


【なぜ理論上は損しないのか?】
寄り引けを適当にやった場合は理論上損しません。
例えば
奇数日はロングする、偶数日はショートする
引けで決済する
このような適当なルールで実行したとします。
何年か続けたとして殆ど損も得もしてないはずです。
(トレード損益のみで手数料は除く)
つまり、適当にやった場合は損益が平均化されてしまう。
損益が平均化されるとほぼ0円になる。
これが理論上は損しないという意味です。
わかりますか?
ではなぜ通常のトレードで皆さん損しているのか?
それには人間心理というやっかいな癖があります。


【人間心理を加えるとトレードでは損する】
トレーダーの9割は損している。
そんなことが相場の世界では言われています。
でもこれは事実だと思います。
ではなぜ皆さん損しているのか?
それは人間心理が働いているから。
相場は人間心理とは反対に動くことが多いです。
そして、損してるとき決済したくない。
そんな心理も損失を増やす原因になっています。
逆に利益が出ているときは早く決済する。
それも人間心理ですが、利益を伸ばせないのが欠点です。
結果的に利益を伸ばせなく、損失が大きくなる。
これが一般的なトレーダーの心理です。
寄り引けトレードはそれとは違います。
利益や損失と関係なく決済する。
引けで必ず決済するのが鉄則です。
ですから、利益を伸ばせないとか損切りできないとか。
まったく感情に左右されない。
それが寄り引けトレードの特徴です。
まあある意味で初心者向けトレードとも言えます。


【寄り引けトレードの極意は??】
極意を言えば簡単で、順張りすることです。
相場に逆らわないで順張りすることが極意です。
寄り引けの場合は特にそうです。
順張りすれば、利益を伸ばしやすいからです。
もっと単純に言えば前日比で順張りする。
例えば
日経平均が前日比±0.2%以内ならば順張りする。
プラスで買い、マイナスで売り。
なぜ±0.2%以内の理由は反発があるからです。
相場は行き過ぎると反発するのでそれは避けます。
つまりノートレードで休むことです。
勝てそうな日のみ寄り引けをやる。
そうでない日は、通常トレードをやる。
これが寄り引けの必勝法と極意だと思います。


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